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創作陶芸展 ―五様の彩り―

  • 2009年10月17日(土) ~ 2009年10月27日(火) 10月18日(日)、25日(日)休業
  • 10:30~18:00(最終日は17:00まで)

陶磁に描かれた気韻生動(きいんせいどう)の世界を行く

 1970年代の東京藝術大学。藤本能道、田村耕一、浅野 陽各氏の薫陶を受け、その自由な空気の中で学んだ陶芸家、上田哲也氏、大河内泰弘氏、髙橋 誠氏、土居恭司氏、内藤六郎氏。陶磁面を画布に見立てたかのごとく、流麗に、闊達に、奔放に、描き、造形した作品が初めて和光並木ホールに会する。

 白い磁器肌に伸びやかに踊る呉須の青、上田氏の染付。漆黒の陶面に炎が映りこんだかのような彩り、大河内氏の鉄釉。 純白な磁器のおもてに一瞬の静と動を写しとった髙橋氏の花鳥図。古代中国の祭器を彷彿させる文様を面象嵌という技法で表現する土居氏。多彩な色を用いて山野に生きる動物や花鳥を活写する釉裏彩の内藤氏。いずれも個性にあふれた作家たちの彩りである。

 気韻生動という言葉がある。中国文人画の理想を表したもので、対象の生命、性格が画面に生き生きと表現されるさまをいう。陶磁の上に描き、彩りをほどこす。五人五様の表現と技法を通して、気韻生動が充ちあふれている。

 今回、お話を伺った髙橋氏は「私たちの仕事は焼き上がりがすべてです」とにこやかに語る。作品の印象は焼成前と後とでは全く様相が異なり、素地にのせる顔料の厚さでその表情を変える。焼成後の彩りをイメージできるようになるには20年余りを要するという。あえて困難な素材や技法に取り組み続ける5人の作家たち。彼らが描き、焼き上げた百数十点の作品が会場を彩る。また、「葡萄」という共通のテーマのもとに制作された作品にも期待が高まる。「粛々と自分たちの表現をしていくのみです」と髙橋氏。五人五様の世界が拡がる10月の和光並木ホールに熱気が漲(みなぎ)る。

創作陶芸展 ―五様の彩り―

左/土居恭司 作 「面象嵌梟文耳付扁壺 」16.7×22.1×高さ27.8cm
右/大河内泰弘 作 「鉄釉葡萄文花器」11×11×高さ 24.8cm

創作陶芸展 ―五様の彩り―

左/上田哲也 作 「染付木蓮文花瓶」径15.9×高さ27.8cm
中/髙橋 誠 作 「色絵野鳥図四角筥」16.9×17×高さ8.8cm
右/内藤六郎 作 「フクロウの森」28×28×高さ2.6cm

出品作家(50音順・敬称略)

上田哲也
(うえだ・てつや)
 大河内泰弘
 (おおかわち・やすひろ)
 橋 誠
 (たかはし・まこと)
 土居恭司
 (どい・きょうじ)
 内藤六郎
 (ないとう・ろくろう)

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