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展覧会のご案内

光の会絵画展

2010年4月24日(土) ~ 5月5日(水) 4月25日(日)休業 10:30~18:00(最終日は17:00まで)
和光並木ホール

作品名:久保田 裕 作 「Port」 30号P

作品名:久保田 裕 作 「Port」 30号P

豊かな才能が結実したグループ展のフィナーレ

 第一線で活躍する洋画家たちの作品を一堂に会し、画壇の注目を集めてきた「光の会絵画展」が、 15回目の今回をもって、ひとつの終止符を打つこととなった。 第1回目から参加する同人の久保田 裕氏は「光の会」の活動を次のように振りかえる。

 「表現はそれぞれ違うけれど、独特の空気をもった面白い会でした。年代を追って図録を見ると、徐々に硬さが抜け、回を重ねるごとに何かをつかみ、深化してきたという実感があります」。切磋琢磨する中で、各自が表現を探求し続けた充実の歳月だったと語る。

 久保田氏の創作の原点は、故郷でもある穏やかな瀬戸内の海だ。美しく深遠な海、その海とつながる大空、さらに果てしなく続く宇宙……。それらへと思いを馳せる時、自身も空間の中に溶け込み、より自由になっていくような感覚をおぼえるという。

 今回、出品される『Port』は、天・海・地という自然の三つの要素の中に海辺で遊ぶ人々を配置し、生命と空間を意識した秀作だ。色面と線が画面を区切り、心地よいリズム感を生み出す。何層も薄く絵具を重ねた絵肌が魅せる、詩的な世界がそこにある。

氏は、愛知県立芸術大学で洋画家・伊藤 廉氏に師事し、現在は制作の傍ら母校の教授を務める。 「画家は描いたら終わりではない。発表し、絵を通して人とつながっていくことが大切」との信念から、後進に積極的に発表の場を設け、指導にあたっている。

久保田氏が語るように、絵画を通してかけがえのない多くの出会いが生まれた「光の会」。 今回は、テーマ作品「薔薇」の競作を含め、作家10名による力作50点が出品される。今後の各作家のさらなる飛躍を期待しつつ、有終の美を見届けたい。

出品作家(50音順・敬称略)

遊馬賢一(あすま・けんいち)
久保田 裕(くぼた・ゆたか)
小林雅英(こばやし・まさひで)
坂口紀良(さかぐち・のりよし)
平谷榮之助(ひらたに・えいのすけ)
星野鐵之(ほしの・てつゆき)
松田 環(まつだ・たまき)
茂登山東一郎(もとやま・とういちろう)
山羽斌士(やまば・ひとし)
横森幹男(よこもり・みきお)

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