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現代の瀬戸陶芸 ―新しい風―

  • 2010年7月8日(木) ~ 2010年7月17日(土) 7月11日(日)休業
  • 10:30~18:00(最終日は17:00まで)

陶都から発信される、やきものの多様性

 「せともの」の名の由来にもなった瀬戸は、中世には施釉陶器が焼かれた日本六古窯の一つ。江戸時代には、茶の湯の美意識を映した織部様式の茶器、以降は日用品なども焼かれ、多くの優れた陶芸作家を輩出してきた。今回は日展評議員の加藤令吉氏を中心に、瀬戸で創作を続ける若手・中堅作家7名による展覧会が和光で初めて開催される。

 代表の加藤令吉氏は、450年の歴史を持つ背戸窯(せとがま)の22代目に生まれ、日展、朝日陶芸展などで受賞を重ねてきた実力者である。「融合しないものを融合させること」を主題に、鉄の顔料を用いた器体に赤や金彩の文様をほどこしたシリーズなど、独自の造形表現を探求し続けている。そんな氏の「瀬戸陶芸の多様な表現を広く紹介したい」との思いに共鳴し、会派を超えて集ったのが今回のメンバーである。

 最年少の天野勝義氏は、黄瀬戸に幾何学的文様、鳥や虫の絵付を取り入れた表現が印象的な作家。梅村拓生氏は、地元愛知に伝わる有線七宝の技を陶芸に生かし、花文様の流麗な作品を手がける。大胆な造形と釉薬を調和させ、板作りの可能性に挑み続けるのは河村拓典氏。土の素材感を生かした造形に化粧土、色釉薬、象嵌をほどこし、素朴さと現代性を融合させる滝川幸志氏。織部や黄瀬戸など伝統的技法に独自の発想と表現を加えて展開する棚橋 淳氏。伝統の風合と素材を大切にしながらも現代空間に合う意匠に取り組む波多野正典氏と、実に多彩な顔ぶれが揃った。

 今回は、花器や壺、鉢、皿、香炉、陶額、酒器、食器など、合わせて180余点が出品され、現代における作家それぞれの瀬戸焼へのアプローチが示される機会となる。今日まで長い歴史を紡いできた陶都ならではの作家層の厚み、作陶に懸けるまっすぐな意欲をぜひその目で直に確かめていただきたい。

◆会期中、会場にて加藤令吉氏による作品解説を予定しております。
 7月10日(土) 14時~

加藤令吉 作 「幽玄彩蜻蛉文花入」 13×13×高さ19cm加藤令吉 作 「幽玄彩蜻蛉文花入」 13×13×高さ19cm
左/棚橋 淳 作 「織部鉄絵花器」 28.5×10.4×高さ12.8cm
中/滝川幸志 作 「彩陶器」 13.5×23×高さ22.5cm
右/梅村拓生 作 「蝶花文鼓瓶」 10×10×高さ25.3cm
左/河村拓典 作 「つぼみ」 14.8×15.2×高さ17.1cm
中/波多野正典 作 「瀬戸黒茶碗」 径12.1×高さ9.2cm
右/天野勝義 作 「黄瀬戸雀文壺」 径15.7×高さ15.7cm

出品作家(50音順・敬称略)

天野勝義(あまの・かつよし)
梅村拓生(うめむら・たくお)
加藤令吉(かとう・れいきち)
河村拓典(かわむら・たくのり)
滝川幸志(たきかわ・こうじ)
棚橋 淳(たなはし・じゅん)
波多野正典(はたの・まさのり)

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