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うつわの現在形 ―小山耕一・酒井博司・清水一二・吉田幸央―

  • 2011年2月8日(火) ~ 2011年2月14日(月)
  • 10:30~18:00(最終日は17:00まで)

凛として、華やかに、美しく

 器の美しさは、内に湛(たた)えられたものの拡がりを映し出す。どこまでも拡がろうとする内なるものをぴしりと止める一瞬の間合い。凛とした緊張に、身が引き締まり、そこに生じた美に息を呑む。

 小山耕一氏、酒井博司氏、清水一二氏、吉田幸央氏。齢・知命を迎えたということの他は、学校も、出身地も、技法も異にする4人の作品が、和光並木ホールに初めて会する。

 深みのある色調の地肌の上に抑えた光沢を放つ金彩、銀彩、オリジナルな技法によって躍進する小山氏。志野焼で新たな表現を打ち出した藍色志野、梅花皮(かいらぎ)に覆われたシャープなフォルムに独自の境地を拓く酒井氏。丹波立杭古来の技法を現代に生かし、端正な姿の作品を世に問う清水氏。九谷焼の伝統を受け継ぎながら、磁器の質感を大切にし、色彩で構成する上絵表現に真骨頂を発揮する??田氏。新しさと力量に満ちた四人展である。

 知命。五十にして天命を知る。論語の言葉である。4人の作家たちは節目の時節を迎え、天命を実行しつつあるようだ。「常に新しい試みをしてきました」と語るのは東京に工房を構える小山氏。他方、古くからの産地に窯を持つ三氏。美濃に住む酒井氏は「志野の色を変えたことで結果的に伝統の形から離れることになりました」。丹波の清水氏は「昔からある技法の中から選び出すことで、自分なりの作品をつくっています」と語る。「いろいろな技法を自分の形に変えて、制作してきました」とは九谷の吉田氏。釉薬の代わりに金彩、シャープなラインの志野、素朴な生活雑器を脱した端正な姿の器、花鳥風月を描かない九谷。伝統の常識を心地よく、くつがえした作品たちだ。

 梅の蕾(つぼみ)もほころび始める2月。壺や皿、壁面を彩る掛花や陶板など150余点が和光並木ホールに集結する。

◆会期中、会場にて美術評論家・外館和子さん司会による、出品作家との
 パネルディスカッションを予定しております。2月12日(土)14時~

左/清水一二 作 「吹泥金紅線文彩壺」 径32×高さ31.5cm
右/酒井博司 作 「藍色志野花器」 径32×高さ37.5cm
左/吉田幸央 作 「金襴手彩色花器」 径46×高さ23.7cm
右/小山耕一 作 「金彩幾何文四方皿」 41×41×高さ7.8cm

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