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「日本の人形」吉德創業三百年記念

  • 2011年7月25日(月) ~ 2011年8月3日(水)
  • 10:30~19:00(最終日は17:00まで)

伝統文化の香りを今に伝える優品の数々

 六代将軍徳川家宣公より「吉野屋」の屋号を与えられて以来、浅草茅町(現・浅草橋)の地で人々に親しまれてきた、江戸最古の人形専門店、吉德。その創業300年を記念した展覧会が開催される。

 「日本の人形は、ひな祭りや端午の節句などの伝統行事を見ても明らかなように、私たちの生活や心情と密接に結びついてきました」。お話を伺ったのは、同社資料室長の小林すみ江さん。「日本人にとって、人形は子供の遊び相手や単なる装飾品としてだけでなく、時には人々の畏敬や信仰の対象ともなってきました。こうした独自の文化を広く知っていただくために、人形研究家でもあった先々代吉德当主・山田德兵衞の収集品の中から、特に優れた30件ほどを厳選したのです」。

 たとえば、人形界で最初に重要無形文化財保持者(人間国宝)に認定され、今なお衣裳人形の最高峰と称される平田郷陽の「答礼人形」(1927年)と「採集」(1963年)。前者は作者が弱冠24歳の時に手がけた作品ながらも、市松人形の美の頂点とされている。さらに、“幻の名作”といわれる後者は、わずか数枚の写真を基に創作されたというから驚きだ。このほかにも、全国の郷土玩具150点を再現した昭和初期のミニチュア作品や、大正時代に宮家で実際に飾られた御台人形、大正から昭和にかけて活躍し、平田郷陽と並び称される人形作家・野口光彦による近代的な御所人形など、非常に多彩で興味深い展観となる。

 また、こうした貴重なコレクションの展示のみならず、金工、染織、漆、木工など、わが国独自の伝統技術の結晶ともいえる日本人形の現代作品を展示・販売する。歴史的な作品に結集した当時の高度な技の数々とともに、現代の優品も堪能できるという趣向で、会期限定の特別作品も複数出品される予定である。「出品作を通じて、日本の人形の奥深さ、美しさ、楽しさを改めて感じていただければ」と小林さん。この絶好の機会に、古今の人形と静かに向き合って、雅趣あるひとときを過ごされるのもいいだろう。

◆会期中、会場にて吉德の資料室長・小林 すみ江さんによるギャラリートークを予定しております。
 7月25日(月)・30日(土) 各日ともに14時~

人間国宝 二代 平田郷陽 作 「答礼人形」 高さ81cm(敷台を含む)人間国宝 二代 平田郷陽 作 「答礼人形」 高さ81cm(敷台を含む)
人間国宝 二代 平田郷陽 作 「採集」高さ40cm(敷台を含む)人間国宝 二代 平田郷陽 作 「採集」高さ40cm(敷台を含む)

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