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矢萩春恵展「お・ん・な」

  • 2013年10月5日(土) ~ 2013年10月14日(月)
  • 10:30~19:00(最終日は17:00まで)

『女』(242×182cm)

『女』(242×182cm)

若き日に書の作品で賞を獲得後、昭和45年にお稽古場兼アトリエを青山に構え、『夏雲(かうん)会』を開き、教えることも始められた矢萩春恵さん。『夏雲会』という名は当時中国に詳しい方が書家の懐素の書から名付けられたもの。「お稽古も昔は正座して書いておりましたが、今は椅子です。無理をせず、長く続けることが大切です」。今でも多くの方が矢萩さんを囲みます。
「私は臨書(古典について学ぶこと)を繰り返しつつも、そこで鍛えられた書線で、その文字の持つ心や豊かさなどの表情を表現したく思いました。そのために墨色も工夫してきました。和光での個展も4回目。シェイクスピアや忠臣蔵、西太后などテーマを設けて筆をとってきましたが、今回は“お・ん・な”に決めました」。
たおやかな佳人・矢萩さん。あでやかな着物地のドレスを身に纏い、丁寧に意欲的に答えてくださいました。
「それぞれの時代を駆け抜けた女性たちの色褪せることのない珠玉の言葉の数々を“墨魂”込めて書の世界で表現してみました。歴史の大きなうねりに翻弄されながらも切なく、哀しく、美しく、愛らしく生きた“おんな”の情感に私なりに迫ってみたのです。どの女性も素敵ですが、特に私が好きなのは民衆の哀歓を描いた樋口一葉でしょうか」。
今回は、多様な面から女性観と世界観を展開。会場は華やかさ、淑やかさ、しなやかさ、そして強さと、さまざまな〝おんなのかたち〟に満ちています。
美を感じていただける秋の一日、魅力的なおんなたちとの邂逅です。

矢萩春恵(やはぎ・しゅんけい)

東京に生まれる
共立女子薬科大学(現・慶應義塾大学薬学部)卒業
東京大学医学部薬学科選科1年修了
漢字を手島右卿、かなを町春草に師事

1958年 日展入選
1974年 初個展
以後日本国内はもとより、香港、フランス、アメリカ、インドなどで個展
1975年 外務省訪欧文化使節団員としてヨーロッパの主要都市で作品展を開催し、
書のパフォーマンスを披露
1987年 和光にて二人展
1987年~ 公益財団法人日本ユニセフ協会のチャリティ年賀状に参加し、
現在まで続く(今回、会場にて発売予定)
1989~91年 ハーバード大学客員教授を務める
1996・
2002・07年
和光にて個展
2003年 毎日書道顕彰 啓蒙部門受賞
2008年 文化庁長官表彰受彰

現在、公益財団法人独立書人団参与、毎日書道展参与会員、夏雲会主宰、一般財団法人橋田文化財団評議員

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