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人間国宝 前田昭博白瓷譜展

  • 2014年11月21日(金) ~ 2014年11月30日(日)

白瓷面取壺(径19.8×高さ31.2㎝)

白瓷面取壺(径19.8×高さ31.2㎝)

昨年9月、「白磁」の重要無形文化財保持者(人間国宝)となられた前田昭博氏。認定後東日本では初めての個展がこのたび開催されます。
前田氏が白磁と出合ったのは、大学生の頃。
「それまで磁器というと、大量生産された器というイメージがあったのですが、手で作る白磁というものに出合い、堂々とした存在感があって魅力的だな、と思いました。僕の故郷鳥取では、冬は雪が降り積もって、辺り一面真っ白になることがありますが、その山陰に降る雪の白さと、白磁の白さが重なりました。真っ白で何もなくて、これで十分、という姿に感動を覚えたのです」。
以来38年間、故郷に戻って窯を開き、独自の想いを込めて「白瓷(はくじ)」を作り続けてこられました。常に自然を身近に感じながら、土に向かわれます。
「今思うと、この場所だったから、白瓷というひとつのものをずっと続けることができた気がしますね」と語られる前田氏。今回の個展では、面取壺を中心に、鉢、香炉、皿、酒器など70点余が展示されます。轆轤(ろくろ)で成形され、面取りや
柔らかなひねりがほどこされた作品は、氏ならではのしっとりとした温かみのある肌合いが魅力です。
「この5、6年に作ってきた作品を並べ、流れのようなものを見ていただきたいと思っております。まとまった点数をお見せできる展示なので、全体で僕の世界を表現できればと。中国の白磁とも、韓国の白磁ともちょっと違う、僕らしさが伝われば嬉しいですね」。
光により様々な表情を見せる白瓷の世界に浸るひとときです。

◆会期中、会場にて前田昭博氏によるギャラリートークを予定しております。
11月24日(月)14:00~

前田昭博 (まえた・あきひろ)

1954年   鳥取県河原町に生まれる
1977年   大阪芸術大学工芸学科陶芸専攻卒業
1979年   第5回日本陶芸展入選(以後連続入選)
1983年   第30回日本伝統工芸展入選(以後26回入選)
1991年   第11回日本陶芸展毎日新聞社賞受賞
1993年   第48回新匠工芸展富本賞受賞
1997年   第10回MOA岡田茂吉賞展優秀賞受賞
1999年   鳥取市文化賞受賞
2000年   第47回日本伝統工芸展朝日新聞社賞受賞
2002・06年  和光・アートサロンにて個展
2003年   第50回日本伝統工芸展第50回展記念賞受賞
2004年   日本陶磁協会賞受賞
2005年   第60回新匠工芸展60回記念大賞受賞。その他国内外の展示会で多くの賞を受ける
2007年   紫綬褒章授章
2010年   鳥取県文化功労賞受賞
2013年   「白磁」の重要無形文化財保持者に認定される
現在、重要無形文化財保持者、日本工芸会常任理事、新匠工芸会会員

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