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重要無形文化財保持者認定記念 陶 福島善三展

  • 2018年5月18日(金) ~ 2018年5月27日(日)
  • 最終日は17:00まで

かのバーナード・リーチが「“用の美”の極致」と称賛した趣深い陶器、福岡県の 小石原 こいしわら 焼。その小石原焼で昨年、重要無形文化財保持者に認定されたのが、その地で作陶を続ける窯元の十六代目・福島善三氏です。
地元で採れる材料にこだわり、無駄なものを削ぎ落とした独自の形と美しい釉薬とが組み合わされ、氏ならではの作品を生み出しています。陶土や、釉薬の元となる長石、木灰、ワラ灰、鉄鉱石など原料のほとんどは小石原産。「時代が変われば作品も変化します。しかし、地元の材料を使っていれば、それは小石原焼であると考えています。先祖が300年以上使ってきたため、材料の特性に精通していますし、これこそがオリジナリティーの源。何よりの長所でもあるのです」。そう語る氏が試行錯誤の末、完成させたのが「 中野月白瓷 なかのげっぱくじ 」「 鈞窯 きんよう 」の作品群。ここ数年は、真円の鉢をやわらかいうちに横から持ち上げ、あえてゆらぎのある形にした作品を発表し、高い評価を得てきました。
さらに制作のほぼ全工程を、自らの手で行っています。原土を水でかき混ぜて余分なものを取り除いて陶土にし、それを捏ね、 轆轤 ろくろ を廻し、自身で作った釉薬を掛け、窯で焼き上げます。「このやり方を続け、今後も実直に、一所懸命に仕事をしていきたいです」。
今展では氏の鋭い感性によって生まれた美しいフォルムの鉢や壺から日用の器まで百余点の展観。心揺り動かされる小石原焼の世界をご堪能ください。

ギャラリートーク
福島善三氏によるギャラリートークを予定しております。
5月20日(日)14:00~

「中野月白瓷鉢」

「中野月白瓷鉢」
(径38.5×32×高さ15.5㎝)
ゆるやかに弧を描く縁作りの茶色いラインは、釉薬を削ぐことで生まれました。小石原(福岡県朝倉郡東峰村)の土の特性を知り尽くした氏ならではの作品。見る者の心に残ります。

福島善三(ふくしま・ぜんぞう)

1959年 福岡県に生まれる
1988年 第35回日本伝統工芸展初入選 
1999年 第15回日本陶芸展大賞桂宮賜杯受賞
2001年 第8回福岡県文化賞受賞 
2003年 第50回日本伝統工芸展日本工芸会総裁賞受賞
2004年 第14回MOA岡田茂吉賞工芸部門優秀賞受賞
2013年 第60回日本伝統工芸展高松宮記念賞受賞、「日本伝統工芸展60回記念 工芸からKOGEIへ」に出品(東京国立近代美術館)
2014年 2013年度日本陶磁協会賞受賞、紫綬褒章受章、「青磁のいま」に出品(東京国立近代美術館) 
2017年 重要無形文化財「小石原焼」保持者に認定

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