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展覧会のご案内 / 和光ホール

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融合する工芸-見つけた伝統のアシタ-

2018年9月14日(金)

~

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KIRIKO-伝承の技と新しき表現-

  • 2018年7月25日(水) ~ 2018年8月5日(日)
  • 最終日は17:00まで

国内外においてますます関心が高まる日本の技「切子-KIRIKO」。盛夏のこの時季、飾っても使っても楽しい切子の器を多彩に取り揃えました。歴史ある切子の世界で、師から弟子へ脈々と受け継がれてきた手の技と、作り手が挑戦する新しい表現を、和光ならではの切り口でご提案いたします。
今展では、和光で夏の風物詩となっている「江戸切子展」に例年出品している瀧澤利夫氏、黒川昭男氏、高野秀德氏に、同じ規格の2サイズのプレートを使って「競演」していただきました。
瀧澤氏は、伝統に則った左右対称の文様を精巧なカットで美しくほどこした器を出品。黒川氏は、独創的な発想で変則的な文様を描いた作品を生み出しました。高野氏が手掛けたのは、師である瀧澤氏ゆずりの高い技術力を生かし、若い世代ならではの瑞々しい感性が光る作品です。
加えて、その素材になった宙吹きガラス作家・小島 誠氏が手掛けた作品や、色ガラスの見本、道具も展示いたします。
また江戸切子、薩摩切子、グラヴィール、花切子など、カットの技術を美しく表現したぐい呑300点も集めました。ガラスの表面を削り、幾何学文様を表現する煌びやかな江戸切子、グラデーションが美しく温かみのある薩摩切子、ガラスの表面に描いたデッサンを彫り込んで奥行きを表現しているグラヴィール、ガラスをカットした後、あえて磨かずにモチーフを浮かび上がらせる手法の花切子。
それぞれの「KIRIKO」が放つ上質な煌めきの世界へご案内いたします。

ご案内
トークセッション
高野秀德氏が切子制作の実演をしながら、師匠である瀧澤利夫氏が解説するトークセッションを予定しております。
7月28日(土)、29日(日)

制作実演
7月27日(金)花切子作家 山田真照氏
8月4日(土)、5日(日)
グラヴィール作家 花岡和夫氏

いずれも各日 14:00~

武腰 潤
「葭雀の風景長角瓶」(14.2×14×高さ62㎝)

江戸切子プレート 瀧澤利夫作
(上から)
「六角麻の葉」

(大)税込¥378,000(径26.5㎝、青)
(小)税込¥194,400(径17.5㎝、青)
「六連扇」
税込¥194,400(径18㎝、スモークグリーン)

上は代表的な文様、麻の葉文を表現しており、そのカットの具合や皿の縁の処理まで瀧澤氏の技術の高さがよくわかるお品です。下は6本並んだ扇面には菊つなぎ、八角籠目、矢来、麻の葉、はかま、七宝、中心には蜘蛛の巣文様がほどこされた伝統的文様の魅力を伝える一品。

田畑奈央人
「ヒキガエルの陶筥」(15×15×高さ24㎝)

江戸切子プレート 高野秀德作
(上から)
「元禄」税込¥734,400(径29.5㎝、アンバー×グリーン)
「アザミ」税込¥410,400(径23.5㎝、金赤)

上は、おめでたい和の伝統文様である七宝にアレンジを加えたもので、カット技術の精巧さに加え、緑とアンバーの被せガラスをカットして生まれるグラデーションが美しい一品。下は、高野氏の瑞々しい感性が伝わる作品で、洋食器との相性も良い器です。

河島 洋
「創吉田屋鶏の図鉢」(径21.5×高さ9㎝)
「創吉田屋りんご形草花の図小鉢」( 9×10×高さ3㎝)

江戸切子プレート 黒川昭男作
(上から)
「小皿」税込¥199,800(径18㎝、スモークブラウン)
「大皿」税込¥388,800(径28.5㎝、紫)

(いずれも宙吹、クリスタルガラス)

伝統的な技法は守りつつも、左右対称を旨とする江戸切子にあって独創的なデザインが特徴の黒川氏の作品。幾何学文様に大胆な曲線を組み合わせたデザインは、華やかさと深い味わいがあります。

瀧澤利夫(たきざわ・としお)

1938年 長野県に生まれる
1966年 瀧澤硝子工芸を設立
1991年 東京都伝統工芸士に認定
2007年 経済産業大臣指定の伝統工芸士に認定
2012年 瑞宝単光章受章
現在 東京都江東区在住

高野秀德(たかの・ひでのり)

1968年 東京都に生まれる
1991年 瀧澤利夫に師事
1996年 高野硝子工芸を開業
2010年 第22回江戸切子新作展 東京都都知事賞受賞
2014年 経済産業大臣指定の伝統工芸士に認定
現在 東京都江東区在住

黒川昭男(くろかわ・あきお)

1941年 東京都に生まれる
1956年 小林菊一郎氏に師事
1972年 日本工芸会会長賞受賞
1973年 日本工芸会正会員
1993年 黒川硝子工芸設立
2002年 東京都伝統工芸士に認定
現在 東京都江東区在住

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