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密なる世界-北陸 気鋭の四作家たち-

  • 2019年3月21日(木) ~ 2019年3月31日(日)
  • 最終日は17:00まで

伝統工芸を根底に、独自の表現を豊かに醸成させた作家の台頭が目覚ましい北陸地方。この地に制作の拠点をおく、漆芸、陶、ガラス、金属の4分野の工芸作家の作品が一堂に会する展覧会「密なる世界」がこの春、開催されます。同会場で開かれた「北陸発 工芸未来派」から約3年。漆は山村慎哉さん、陶は水元かよこさん、ガラスは塚田美登里さん、金工に新たに釋永 維さんを迎え、それぞれの素材特性と高度な伝統技を背景に、個性豊かに美を追求した工芸作品が集います。
山村さんは、漆芸の伝統的な加飾技法を駆使し、貝、卵、金属などの素材による縞や輪、四角などの極めて簡潔な模様を究極に追求。その模様が最も美しく見える表現を突き詰めた、結晶ともいえる作品です。
水元さんは、九谷焼の伝統的な五彩を用いながら、大胆な装飾性とユーモアを併せ持つ独創的な世界を展開。戦国武将の変わり兜に刺激を受け、用あるものへの大胆かつ緻密な加飾を物語性をもって表現します。
塚田さんの作品は、ガラスと金属箔などを融合させた色味、熱と重力で導き出された造形によって、自然の神秘を感性豊かに表現。光や水、空気などの連続する自然界の事象をモダンに、リズミカルに展開します。
釋永さんは、茶道文化の発達した金沢で研鑽を積み、茶道具や器物制作の一方で壁面造形などの幅広い制作活動を展開。朽ち果てる自然を象徴的にとらえ、緊張感と繊細さが共存する金工作品を発表します。
伝統工芸に根ざし、敬意を表しながら、とらわれのない独自表現を開花させる気鋭の四作家たち。工芸界に新風を吹き込む熱気を感じていただけることでしょう。

外舘和子さん(多摩美術大学教授)を迎え、出品作家4名とのギャラリートークを予定しております。
3月24日(日)14:00~

山村慎哉(やまむら・しんや)
輪繋文螺鈿茶器(夜光貝、乾漆粉、色漆、金粉 5.6×5.6×高さ8㎝)

山村慎哉
輪繋文螺鈿茶器(夜光貝、乾漆粉、色漆、金粉 5.6×5.6×高さ8㎝)
伝統文様の輪繋文が最も美しく見える新たな独自表現を追求し、小宇宙を思わせる凝縮させた漆の美を展開。

撮影:大塚敏幸

塚田美登里(つかだ・みどり)
Natural Lace(ガラス、金属箔 9×9×高さ8.2㎝)

塚田美登里
Natural Lace(ガラス、金属箔 9×9×高さ8.2㎝)
フュージング、サギングやコールドワークの技法を用い、重厚的なグラデーションで自然の美を表現した茶碗。

水元かよこ(みずもと・かよこ)
エンドレス(半磁土 12.4×13.1×高さ11.8㎝)

水元かよこ
エンドレス(半磁土 12.4×13.1×高さ11.8㎝)
メリーゴーランドと一頭の裸馬が「束縛と開放」を表す蓋物。すべてを見抜く目玉は、水元さんが好むモチーフの一つ。

撮影:大塚敏幸

釋永 維(しゃくなが・ゆい)
鼓動(銅・錫 56×72×奥行17㎝)

釋永 維
鼓動(銅・錫 56×72×奥行17㎝)
無数に穴を開けた銅板を、鍛金技法で繊細な曲線に成形。朽ち果てる寸前の存在感、強靭さを表した壁面立体。

山村慎哉(やまむら・しんや)

1960年 東京都調布市に生まれる 
1986年 金沢美術工芸大学大学院修了 
1996~2016年 国内外で個展20回
2013年 国際漆シンポジウム・展覧会(ニューヨーク州立大学バッファロー校) 
2014年 漆再発見展(ポートランド日本庭園/オレゴン)
2015年 日本の工芸未来派(MAD美術館/ニューヨーク)
2016年 国際現代漆アート展(統営漆芸美術館/韓国)
2017年 亜州漆藝典蔵展(台中豊原漆芸館/台湾)

パブリックコレクション ヴィクトリア&アルバート博物館、スコットランド王立美術館、スミソニアン博術館、金沢21世紀美術館、ほか多数

塚田美登里(つかだ・みどり)

1972年 岐阜県瑞穂市に生まれる 
1998~2002年 富山ガラス造形研究所 造形科、研究科 
2002~04年 金沢卯辰山工芸工房 技術研修者 
2006~11年 金沢卯辰山工芸工房 専門員として勤務 
2011~19年 富山市に自宅兼工房を設立し、独立。国内外で作品発表多数。 
2013年 国際ガラス展・金沢 2013 金賞、ほか多数受賞

パブリックコレクション フィラデルフィア美術館(アメリカ)、MUDAC美術館(スイス)、金沢21世紀美術館、ほか多数

水元かよこ(みずもと・かよこ)

1971年 石川県河北郡に生まれる 
1989~96年 加賀友禅工房に弟子入り 
2001~10年 九谷焼の窯元で絵付け 
2010年 石川県の自宅に築窯 
2015年 COLLECT 2015(サーチ・ギャラリー/ロンドン) 
2017年 アートステージ・シンガポールに出展 
2018年 石川県立九谷焼技術研修所実習科修了 
現在 国内外で個展、グループ展を開催

釋永 維(しゃくなが・ゆい)

1981年 富山県立山町に生まれる
2004年 高岡短期大学(現・富山大学芸術文化学部)専攻科修了 
2004~13年 株式会社ミキモト装身具の原型制作課に勤務 
2013~16年 金沢卯辰山工芸工房技術研修者 
2016年~ 富山にアトリエを構え制作 
2018年 リッツカールトン東京、スカイニセコ に作品を設置 
現在 全国各地で作品を発表

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