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中里 隆 作陶展

2020年9月17日(木)

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中里 隆 作陶展

  • 2020年9月17日(木) ~ 2020年9月27日(日)
  • 最終日は17:00まで

開 催 中

唐津焼の名門、十二代中里太郎右衛門さんを父に持つ、陶芸家・中里 隆さんの和光で初めてとなる個展を開催します。
中里さんの作品は、一人の陶芸家が同じ時期に生み出したとは思えないほど多彩で、今展への出品作を見ても、唐津の範疇にとどまらず、緑釉、青白磁とさまざまです。その背景には、何事にもとらわれない中里さんの大らかさと、世界各地で作陶に取り組まれていることがあります。「ことさらに変えようとしているわけではありませんが、場所が違えば、土と釉薬との組合せ、もの作りの環境、周囲の人からの影響などで、やはり作品には違いが出ますね」とおっしゃいます。
中里さんは30歳の頃、一年をかけて、アメリカやヨーロッパ、中近東を旅しました。その頃から各地で、当地の土を使って、それぞれの窯場の手法に則りつつ、独自の技を確立。そして20年ほど前、ロイヤルコペンハーゲンから招待されてデンマークで、さらに、アメリカのアンダーソンランチのアートセンターからも招待され、以降、一年の半分以上は唐津以外で作陶しています。
中里さんの作品作りは、「スケッチや下絵は描かず、土と向き合っているうちに、自然と手が動いて、でき上がる」と言います。今展では、花入や茶碗から食器まで百余点を出品。
いかなる枠にもとらわれず、自由。それでいて品格の漂う中里さんの作品世界をご堪能ください。

作品撮影:大塚敏幸

中里 隆 作陶展

思わず見入ってしまうような、ユニークな造形の作品。形状の異なる4つのパーツをつなぎ合わせています。これは高い技術でしかなしえません。アメリカで作られました。

「緑釉花入」
(径21.3×18.7㎝)

中里 隆 作陶展

中里さんはご自身の作品を普段の食事で使われているそうです。「食器を作るときは、まず使いやすさ、そして心地よい重さであることなどを心掛けています」。マグカップと小鉢はアメリカで制作したものです。

(左から)
「青白磁割山椒小鉢」

(径10.5×4.3㎝)

「アイアンレッド線文マグカップ」
(径10.5×7.8㎝〈取っ手を含む〉)

「唐津絵刷毛目皿」
(径14.2×3.6㎝)

中里 隆 作陶展

中里さんの茶碗はお茶が立てやすく、飲み口も滑らかだと評判です。「『これを見て』と自己主張する茶碗でなく、さらっと作りました」と気負いなく語ります。

「唐津茶碗」
(口径13.6×7.1㎝)

中里 隆 作陶展

赤、オレンジ、茶色、灰色、それぞれが美しく表現された作品で、デンマークで作られました。「焼締は窯のなかでいくつも重ねて焼成します。だから、炎の当たり方によってさまざまな色が出るのです。コントロールできないところが面白い」と中里さん。

「焼締片口鉢」
(径20.2×8㎝)

中里 隆 作陶展

自然光が多く入る明るい工房で、中里家の親子三代が並んで作陶しています。

中里 隆 作陶展

多い時は1年で5回ほど焚く登り窯。釉薬のかかったものから焼締のものまで焚き上げます。

中里 隆(なかざと たかし)

1937年 佐賀県唐津市に十二代 中里太郎右衛門(無庵)の五男として生まれる。
1961年 第10回現代日本陶芸展にて、陶彫「双魚」第一席受賞。
1967年 アメリカ、欧州、中近東、東南アジア、韓国等を1年間旅行。
1971年 鹿児島県種子島西之表市古園に築窯、種子島焼を始める。以後各地にて個展を開催。
1974年 唐津に帰郷、唐津市見借に築窯、隆太窯とする。
1985年 日本陶磁協会賞受賞。
1995年~ アメリカ・コロラド州スノーマスアンダーソンランチ・アートセンター、デンマーク ロイヤルコペンハーゲンにおいてビジティングアーティストとして作陶。以後、世界各地で作陶。
2009年 美濃市花の木窯にて作陶(以後、3年にわたり作陶)。
2017年 傘寿記念の八十壺展を開催。

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