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展覧会のご案内 / 和光ホール

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融合する工芸-見つけた伝統のアシタ-

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並木恒延 漆芸展-時を刻む-

  • 2017年11月3日(金) ~ 2017年11月12日(日)
  • 最終日は17:00まで

「4丁目の新緑-和光 大窓から-」6号F(40.9×31.8㎝、螺鈿、金粉研ぎ出し蒔絵)

「4丁目の新緑-和光 大窓から-」6号F
(40.9×31.8㎝、螺鈿、金粉研ぎ出し蒔絵)

漆芸家・並木恒延氏はまったく新しい概念の“漆絵”を創造した人物です。氏の登場以前、漆といえば食器や調度品にいわゆる“文様”が描かれているイメージでした。氏が写実的表現を取り入れたことで新たな世界が確立されたのです。「漆芸で花鳥風月や人物を自由に描きたい、その場の空気も感じてほしいと考えました」。
氏の漆芸は、黒漆を塗ったパネルに金粉や銀粉を蒔く「蒔絵」、貝を貼る「螺鈿」、卵の殻を貼る「卵殻」といった伝統的な技法を用い、色合いや奥行き、陰影を表現します。材料を吟味し、幾度も塗り重ね、磨き……。気の遠くなるような細かな作業の連続です。
緻密なデッサンも欠かせません。例えば、理想的な姿形をした桜を求め、西は京都・知恩院から、北は青森の弘前まで、桜前線とともに北上したこともあると言います。しかも、冬の間にまず枝ぶりをよく見て、花がほころぶ春に再び見に行くという徹底ぶり。こうした手間と時間をかけることで、氏ならではの絵画とみまごう漆絵が完成するのです。
和光創立70年の今年、氏の個展も70回目、和光では7回目。「振り返ればあっという間でした。先人の偉業を踏襲するだけではつまらない、独自のものを生み出したいという思いでやってきました。これからも自分の信じる道を追求していきたいです」。会場には100号の大作からミニ箔絵まで幅広い作品が揃います。芸術の秋、新たな漆の魅力をご体感ください。

並木恒延(なみき・つねのぶ)

1949年 東京都に生まれる。
1973年 東京藝術大学ヴィジュアルデザイン科卒業後、百貨店宣伝部に勤務。
1977年 東京藝術大学大学院漆芸講座修了。修了制作が東京藝術大学買上げとなる。その後、髙橋節郎氏に師事。
1981年 日本現代工芸美術展 大賞受賞(79・84・85年NHK会長賞などを受賞)。
1987・91年 日展特選受賞。その後、海外の作品展に出品。
2001年 和光にて個展(03・05・08・10・13年)。
2003年 日本現代工芸美術展 内閣総理大臣賞受賞。
2006年 日展 文部科学大臣賞受賞。
2008年 文化庁特別派遣在外研修員としてイタリア留学。
現在 日展会員、現代工芸美術家協会理事を務める。

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