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日本陶磁協会賞受賞作家展-和のこころ 愉しむうつわ-

  • 2018年2月7日(水) ~ 2018年2月20日(火)
  • 最終日は17:00まで
    主催:公益社団法人 日本陶磁協会

第59回日本陶磁協会受賞作家展のテーマ作品は、「和のこころ 愉しむうつわ」です。「和のこころ」とは、季節の食材を舌で味わい、目でも愉しむという日本料理の特徴をいいます。色や形、季節感を目でも愉しむという点では、料理も器も変わりません。
今展には日本陶磁協会賞受賞作家四十数名と、平成29年度日本陶磁協会賞受賞・重松あゆみさん、金賞受賞・伊藤慶二氏の秀作とテーマ作品に加えて、第2回日本陶磁協会「現代陶芸奨励賞」福井・石川・富山展の受賞作家、池上美栄子さん、北濱芳惠さん、田畑奈央人氏、田端和樹夫氏、土本訓寛氏、中田雅巳氏の6名の受賞作品などが出品されます。
重松さんの作品は、優美な色調と独自のフォルムが特徴です。作品は手びねり成形後、表面の手跡を削り乾燥前に石で磨きます。乾燥後に顔料を入れた細かい粒子の化粧土をほどこし、それを化学繊維を用いて磨き、電気窯にて、1,050度で焼成します。
伊藤氏の創作の基本は、優れたデザイン力にあります。故にオブジェであろうと器であろうと、シンプルかつ奥が深くモダンです。〈つら〉シリーズは喜怒哀楽、老若男女といったさまざまな表情を通して人間の在り様を問い掛けています。
今展にはオブジェから器まで、受賞作家の魅力溢れる作品が一堂に展示されます。

文=森 孝一(日本陶磁協会常任理事)

会場にて、出品作家によるギャラリートークを予定しております(各日14:00~)。
2月10日(土)池上美栄子さん、北濱芳惠さん、田端和樹夫氏
  11日(日)田畑奈央人氏、土本訓寛氏、中田雅巳氏
  17日(土)伊藤慶二氏

北濱芳惠 作 雲景(径35×高さ27㎝)

北濱芳惠 作
雲景
(径35×高さ27㎝)
雲や雨をテーマに黒地にプラチナで加飾した、現代陶芸奨励賞優秀賞受賞作品。プラチナを塗っては焼くという作業を何度も繰り返し、微妙な変化を表現しています。
撮影:山下 薫

伊藤慶二 作 家族(童)(27×36×高さ65㎝)

伊藤慶二 作
家族(童)
(27×36×高さ65㎝)
〈つら〉シリーズでは、童(わらべ)がよく登場します。この作品は、子供から大人になろうとする童の表情が捉えられています。
撮影:谷山真一郎

重松あゆみ 作 Night Bloomer(41.5×31.5×高さ55.5㎝)

重松あゆみ 作
Night Bloomer
(41.5×31.5×高さ55.5㎝)
現在は、縄文土器からヒントを得た作品〈縄文シリーズ〉に挑戦しています。作品名は「月夜花」という意味です。
撮影:後藤 清

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