閉じる

催事のご案内

おすすめの催事

閉じる

展覧会のご案内 / 和光ホール

開催中の展覧会

本日は準備中でございます。

今後の展覧会

 

閉じる

お問い合わせ

お問い合わせ受付時間:
10:30~19:00

休業日:
年末年始などの休業日は随時ホームページにてご案内いたします。

お品・サービスに関するお問い合わせ

オンラインストアに関するお問い合わせ

展覧会のご案内 / 和光ホール

牧野宗則木版画展-伝統と革新-

  • 2018年4月27日(金) ~ 2018年5月6日(日)
  • 最終日は17:00まで

少年時代に北斎や広重に憧れ、高校生の頃から摺師のもとで修業を積み、一途に浮世絵版画の道を突き進んできた牧野宗則氏。現在も富士山を間近に望む個性的なアトリエで日々、精魂を傾けて制作を続けています。
色鮮やかで幻想的、そして自然に対する敬愛の情が溢れる氏の作品。新作「霊峰讃歌」からは富士の美しさや、それを取り巻く自然への賛美までもが感じられます。
古来、伝統木版画は絵師、彫師、摺師が各工程を担当して分業で作られてきました。牧野氏は自ら絵を描き、版木を彫り、色を摺る、いわば「一人3役」のスタイルで木版画界で唯一とも言える稀有な存在。工程は気の遠くなるような作業の連続で、樹齢100年以上の山桜の版木を用い、多い時には30枚を超える版木で45回も色を重ねていきます。
「風景を見ているなかで、感動の頂点を突き詰めて、そこを表現しています。自然の優しさ、そして厳しさをも、みなさんの五感で感じていただけたらこれ以上ない喜びです」。
牧野氏は新しい芸術も生み出しました。作家の分身とも言える摺り終えた版木をブロック状に裁断し、最も美しい部分を組み合わせて新たな作品として蘇らせる「ブロックス・アート®」を考案。精緻な彫りと鮮やかな色彩が生み出す美術界で初めてのアートです。
今展では木版画とブロックス・アート®合わせて70余点が一堂に会します。木版画にかける氏の情熱がひしひしと伝わってくる展覧会です。

◎牧野宗則氏によるギャラリートークを予定しております。
4月28日(土)14:00~

「霊峰讃歌」

「霊峰讃歌」
(木版画、49.8×74.7㎝、26版41度摺り)

樹齢350年の山桜の版木を用い1年がかりで完成したという大作です。「世界の宝、富士山をテーマにしていますが、さまざまに色と形を重ねたことで、世界文化遺産にふさわしい新鮮な富士の美が表現できました」と牧野氏。

「SHUREI MUFU(秋冷無風)」

「SHŪREI MUFŪ(秋冷無風)」
(ブロックス・アート®、40×52.5㎝)

鮮やかな色彩を留める幾つもの版木のパーツを組み合わせてできあがった作品。どの作品のパーツなのかを想像する楽しみもあります。「彫りの技や色合いを見ていただきたいです。版画とはひと味違う魅力を感じていただけたら」とおっしゃいます。

牧野宗則(まきの・むねのり)

1940年 静岡市に生まれる
1958年 静岡県立静岡高等学校卒業
1986年 ジョスリン美術館(アメリカ)にて作品展
1989年 第1回川村賞受賞 
1992・99・
2009年
浮世絵太田記念美術館にて「北斎・広重からの華麗なる展開-牧野宗則木版画展」
1993年 伊勢丹美術館にて個展
1997年 「棟方志功-牧野宗則二人展」を九州各県で開催
1999年 神戸阪急ミュージアムにて個展(神戸新聞社共催)
2001年 静岡市教育文化功労者
2003年 文化庁長官表彰 
2007年 「伝統版画300年の奇蹟-牧野宗則展」(長崎新聞社主催)
2008年 富士山静岡空港ロビーに設置の大型陶板壁画制作
2010年 ニューヨーク・ニッポンクラブギャラリーにて個展(ニッポンクラブ主催、在ニューヨーク領事館後援)

展覧会の一覧に戻る