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展覧会のご案内 / 和光ホール

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陶の表現四人展

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    石田 亘 傘寿記念 石田家のパート・ド・ヴェールの軌跡 Wataru-Seki-Satoshi-Chisato

    • 2018年9月28日(金) ~ 2018年10月8日(月)
    • 最終日は17:00まで

    京都・一乗寺の里、詩仙堂の近くにある石田家。苔むす岩と花々、木々の緑の庭は全て亘さんが心を込めて作り上げたもの。主の心のあり様が十分に表現されています。
    この工房で生み出される「パート・ド・ヴェール」と呼ばれる技法は、古代メソポタミアを起源とする古代ガラス技法の一つです。粉ガラスを石膏型に詰めて窯で焼成するこの技法は、細やかな気泡を含む柔らかな質感が特徴ですが、現在では作り手は少なく、世界で注目されています。亘さんは京都府指定無形文化財保持者に認定され、その技法は伝統工芸「鋳込み硝子」と呼ばれています。「今回は傘寿記念展ということで、西陣で図案家として培ってきた美意識を活かして、私にしかできない作品を目指しています。これが私にとっての日本、ジャポンなのです」。一つひとつ丁寧に話してくださった亘さんです。
    奥様の征希さんの作品は常に優雅。美しくたおやかな作風が、見る人の心さえもひとときしなやかにしてくれます。
    工芸作家としてご両親の道をご自分なりに歩み続けるご長男の知史さん。若い頃見た旅への憧れは、久方ぶりに再び知史さんを西へと誘います。イスラムブルーを求めて出た先は、初めてのモロッコ。旅で見たものを吸収し、創作の世界をより豊かに仕上げられました。「両親からの技の継承を大切に、自分なりの感動を形にできたらと思っています」と語ります。
    今回から8年前にご結婚なさった奥様のちさとさんも加わり、家族四人での初めての展覧会となります。元々陶芸家であったちさとさんの新しい発想からの作品群も加わり、石田家の作品の数々は、力強くそして、たおやかにご一家の未来を見つめています。
    石田家の歴史を語る作品100余点との邂逅、どうぞ銀座までお運びください。

    笹井史恵+田辺竹雲斎「月の舟」

    石田 亘作
    筥「菊吉祥」
    (20.5×14×高さ8.5㎝)
    京都西陣での図案作家の時代から“菊花”をテーマとしていた亘さん。今回、傘寿の記念として出品する筥にも白地に白と金の菊を図案化。凛とした気高さの漂う作品です。

    若宮隆志+若杉聖子+小黒アリサ 「祈兎」

    石田征希作
    蓋物「樹花鳳凰文」
    (径16×高さ7.5㎝)
    正倉院の伝統文様を征希さんらしい彩りと図柄で表現しました。繊細な仕上がりの優しい趣の作品が出品されます。

    笹井史恵+小黒アリサ 「豆縁栗鼠」

    石田知史作
    筥「夕日風紋」
    (17×24.5×高さ9.5㎝)
    「モロッコを旅した折、ラクダに乗ってサハラ砂漠を歩いたとき、夕日が砂漠の風紋に煌めいていた様子を筥上に表現しました」と知史さん。密接する直線をほどこす技術力に支えられた、夢ある端正な仕上がりです。

    加藤亮太郎+満田晴穂「長者蜂」

    石田ちさと作
    印花文鉢「紡ぐ」
    (径50×高さ8.5㎝)
    「経と緯の糸を紡いでいるようなイメージで作りました」と、今回、初出品のちさとさん。長い間、陶芸の道を歩んできた作者らしく、ガラスの作品からもあたたかい雰囲気を醸し出します。

    出品作家一覧(敬称略)

    石田 亘 いしだ・わたる
    石田 征希 いしだ・せき
    石田 知史 いしだ・さとし
    石田 ちさと いしだ・ちさと

    1938年亘、1943年征希大阪に生まれる。染織図案家から夫婦ともにガラス工芸・パート・ド・ヴェール作家に転身。亘は2009年京都府指定無形文化財保持者「鋳込み硝子」に認定。1972年知史京都に生まれる。2006年日本伝統工芸展総裁賞受賞など受賞多数。1976年ちさと京都に生まれる。2010年知史と結婚後陶芸家からガラス作家に転身。

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