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    武腰 潤展-彩りの磁-

    • 2019年9月20日(金) ~ 2019年9月29日(日)
    • 最終日は17:00まで

    卓抜した画力に独創的な造形、独自に編み出した九谷色絵の美しさが国内外で高い評価を集める武腰 潤さん。金沢美術工芸大学で日本画を学んだ後、偶然立ち寄った東京国立博物館で古九谷と運命的な出合いを果たし、衝撃を受けたことをきっかけに作陶の道へ進みました。以来、九谷焼の独自表現を強く意識し、造形の美しさを追求した素地造りから100を超える釉薬の創出まで、制作にかかるすべてを自らの手で生み出し、進化を続けてきました。
    そして古希を過ぎた今、次なる挑戦が始まっています。きっかけは、2018年に自らが館長を務める九谷焼美術館(石川県加賀市)で、古九谷の里帰りと銘打って東京国立博物館所蔵の“古九谷色絵牡丹蝶文大皿”を展示したこと。
    「日本を代表する大作に日々向き合うなかで、憧れの対象でしかなかった古九谷を、今どうにか越えなければならないという使命を感じました」と、武腰さん。古九谷が作られた江戸時代当時とは異なり、制作の後支えになる技術、化学、設備の恩恵を大いに受け得る現代の作者にとって、古九谷との対峙は“表現の力”を真に問われ、大きな苦悩を伴うと語ります。
    古九谷に人生の道を示されて約50年。持ち得る限りの表現で古九谷に挑む武腰さん。3年ぶり10回目となる節目の今展では、その気概と新たな境地を窺わせる陶箱、扁壺、香瓶、大皿などが一堂に会します。

    ◎武腰 潤さんによるギャラリートークを予定しております。
    9月21日(土)14:00~

    織部長方皿

    椿の磁箱 (16.7×35×高さ17㎝)
    自邸の庭に約50種の椿を育て、毎朝世話をする武腰さん。椿の葉陰に雀を描き、花の色を静かに際立たせた墨画を思わせる最新の作品。端然とした力強い佇まいの中に、蓋の手取りのよさも添えられた造形の妙が武腰さんならではの表現。

    黒織部茶垸

    椿の磁箱の側面。余白の美しさ、鋭さと対象的に花弁の柔らかさが伝わるような枝先の椿。「椿への愛情を、命を込めて描いてみようと思った」

    織部香器

    磁箱の見込みには、生命の力強さを感じさせる緻密に描かれた しべ 。金彩もほどこされています。

    志野香器

    とき 相対八角平鉢(38.5×38×高さ9㎝)
    武腰さんが得意とする意匠の一つである鴾を大胆に描いた大作。鴾を描くために調合を重ね、これまでの九谷焼には存在しなかったトルコブルーの釉薬を完成させました。

    志野香器

    雲中 麒麟 きりん の扁形香瓶(8×12.6×高さ28㎝)
    目にも鮮やかな黄釉で、軽やかに描かれた2頭の向き合う麒麟。造形の美しさに、黄、青、白のコントラストが映えるモダンな作品。

    武腰 潤(たけごし・じゅん)

    武腰 潤(たけごし・じゅん)

    1948年 石川県寺井町で生まれる。九谷焼彩色金襴手の祖・九谷庄三の高弟、初代武腰善平の子である初代武腰泰山を祖父とし、三代泰山の長男。九谷焼の名窯である泰山窯の4代目。
    1970年 金沢美術工芸大学日本画科卒業の後に陶芸の道に。北出不二雄氏に師事。
    1974年 日展初出品。
    1987年 伝統九谷焼工芸展で優秀賞を受賞。
    1991・96年 伝統九谷焼工芸展 大賞を受賞。
    1991・94年 日展 特選を受賞。
    1996年 日展 出品委嘱に推挙される。日本新工芸家連盟設立にも参加し、審査員を歴任。日本新工芸展において数々の賞を受賞している。
    1997年 伝統九谷焼工芸展 20周年記念大賞を受賞。
    1998年 再び伝統九谷焼工芸展 大賞を受賞。人間国宝の故・三代徳田八十吉氏の勧めで日展から日本工芸会へ。
    2002年 日本伝統工芸展で朝日新聞社賞
    2004年 日本伝統工芸展 奨励賞を受賞。
    2007年 2006年度 日本陶磁協会賞を受賞。長年にわたり国内外で個展を中心に活動。
    2014年 石川県文化功労賞受賞。
    2016年 石川県九谷焼美術館・館長となる。
    2018年 「平成の百工比照」“色絵”映像記録(金沢市)。

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