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村瀬治兵衛 漆の仕事―木に導かれるかたち―

  • 2020年9月4日(金) ~ 2020年9月13日(日)
  • 最終日は17:00まで

木地師として江戸時代から続く村瀬家。初代 村瀬治兵衛が、北大路魯山人と出会ったことにより、「ざんぐり」とした大胆な作風が生まれ、漆塗りもほどこすようになりました。三代目村瀬治兵衛さん(木地師としては七代目)もその手法を踏襲されています。さらに近年、国内外でアート作品として高い評価を受ける村瀬さんの和光で初となる展覧会を開催します。
厳選した木を用い、特性を見極める眼と修練してきた技で、作品を生み出しています。近年、学生時代から培ってきた彫刻的要素を加味したことで、その造形美にも注目が集まります。例えば「銀彩阿古陀形水指」は、ベルギーの美術館で観た作品からインスパイアされたもの。
「イメージをさまざまに膨らませて、デッサンを何十枚も描きます。で木を削るのは引き算のみで、足すことができないため、理想の造形にはなかなか到達できない。また、そもそも良材に出合うことが非常に難しい現代、描いた形にあう適材に出合えた時の喜びは格別。本当に楽しく、木に向かいあいます」。
漆は何千年も日本に受け継がれ、今なお息づいています。その意味を常に自問自答しています。「今の時代を映す歴史にないものを作りたい。千利休だったら今をどう表現するのだろう」とおっしゃいます。今展では独創的な水指、茶器を中心に食の器など百余点を出品。「時代や環境を反映して自ずと作るものも変化します。新たな村瀬治兵衛を観ていただけたら」。

◎会期中、作家は全日在廊の予定です。
◎会場の一角にて、現代の暮らしに寄り添う茶の室礼をご覧いただけます。

中川周士 作 杉柾合わせ 大盆

大らかな表現が際立つ美しい造形の水指。欅を彫刻し、漆を全体に塗り、表面に銀を叩き付けることで、銀の新しい表情を目指しています。茶器の鉈削ぎも乾燥させる最初の工程に現れる必然のかたち。鉈で削ぐ勢いをそのままに金と黒漆をほどこします。その存在感が海外アートフェアで高い評価を受けています。

「銀彩 阿古陀形水指」
(径24.8×27.4×高さ16.7㎝)

「金彩 鉈削中次」
(6.6×6.9×高さ8.3㎝)

鉄絵銅彩 神谷紀雄陶展

夏の朝茶事をイメージして作られた涼しげな取り合わせの作品です。杉材のお膳に、極上の欅材を使ったシャープなお椀。紙のように軽やか。

「杉 隅切膳」
(33×33×高さ3.2㎝)

「溜塗 欅蜆椀 一双」
(左から親 口径13.5×高さ8.6㎝、汁 口径12.8×高さ8.2㎝)

村瀬治兵衛(むらせじへい)

1957年 東京に生まれる。
1980年 東京造形大学彫刻科卒業。
2001年 三代目治兵衛を襲名、木地師として七代目を継ぐ。
2009年 妙喜庵・待庵の炉縁製作。
2010年 「現代工芸への視点茶事をめぐって」出品(東京国立近代美術館工芸館)。
2015・16年 「近代工芸と茶の湯」展Ⅰ・Ⅱ出品(同館)。
2016年 イェール大学美術館作品収蔵。フィラデルフィア美術館日本ギャラリー茶室100周年記念に作品収蔵。
2017・18年 スイスアートバーゼル出品。
2019年 欧州ファインアートフェア「TEFAFマーストリヒト」に出品。
2020年 「村瀬治兵衛展 THE NEW LOOK OF TEA」(英国日本大使館)。

収蔵 ヴィクトリア・アンド・アルバート博物館

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