和光ホールのご案内

佐伯守美陶芸展

会期
2021年7月29日(木) ~ 2021年8月8日(日)

最終日は17:00まで

栃木県芳賀町、御料牧場のほど近く、多様な草木に囲まれた土地にどっしりと根を下ろし制作に没頭されている陶芸家・佐伯守美さん。木々の姿を象嵌で表現する「樹木文象嵌」という独自のジャンルを確立されました。成形した器に文様を彫り、土を嵌め込み、そして削る。それを何回も重ねて完成する作品は幻想的です。
「窯を構えて40年、木ばかりをひたすらに追ってきました。形も色も全て自然界からのいただきものです。作品の文様は僕の心象風景ですが、見る方それぞれのそれとも重なるのではないでしょうか」。遠出がままならない今の状況を制作の好機と捉えます。「自然に触れる時間が増え、その美しさに心打たれて作品に取り入れた若き日が蘇りました。作陶に費やせる時間が長くなり、思う存分、試行錯誤を重ねることができました。今なお、作ることが楽しくて仕方ないのです」。
今展では壺や花瓶から日常の器まで200点以上の展覧。「和光ホールで8回も個展を開けるとは嬉しい限り。48年作陶して変わらないものもあれば変わったものもある。そのあたりを見ていただけたら」と佐伯さん。自然をモチーフとした大らかさが魅力の作品の数々をお楽しみください。


◎佐伯守美さんによるギャラリートークを予定しております。
 7月31日(土) 14:00~
 お席のご予約を承ります。
 ご予約・お問い合わせ 美術部 (03)3562-2111(代表)

佐伯守美

佐伯守美(さえき・もりよし)

1949年
栃木県に生まれる
1974年
栃木県芸術祭 奨励賞受賞
1975年
東京藝術大学工芸科陶芸専攻卒業、サロン・ド・プランタン賞受賞
1977年
東京藝術大学大学院陶芸専攻修了、修了制作が東京藝術大学買上げとなる
1988年
伝統工芸新作展 奨励賞受賞、国際陶芸展 優秀賞受賞
1989年
栃木県文化奨励賞受賞
1991年
伝統工芸新作展 東京都教育委員会賞受賞
1991年
91年より和光ホールにて個展(94・97・2000・03・07・11年)。
2002年
益子陶芸展 審査員特別賞受賞
2007年
新作陶芸展 日本工芸会賞受賞
現在
日本工芸会正会員、日本陶芸美術協会常任幹事
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