和光のギフト
ご要望に応じて、筆耕が墨の香りとともに熨斗書きをしたり、水引も手作りしたり……
お客様の気持ちを汲み取り、手間や時間を惜しまず、心を尽くして贈り物をご用意します。

最良の形を目指し、
専任の筆耕がバックヤードで待命
さまざまな熨斗書きのご用意があり、毎日、専任の筆耕がスタンバイ。熨斗書きのご要望をいただくと、バックヤードにある所定の台にまっさらな掛け紙を据え、筆耕が一文字ずつ細筆を運びます。お祝に添える字は少しふくよかで麗しく、温かみもある楷書。「墨の香りも一緒にお届けできるよう、心を込めて丁寧に書いています」と語る筆耕は、直接、お客様にお目にかかることはありません。それでも、毎日バックヤードで待命し、贈られる方、受け取る方、双方に想いを寄せながら、一つひとつの文字に向き合っています。 また、婚約指輪の贈りものや結納返しなどにご所望されることの多い水引。和光では、店頭で接客を担当する販売員が水引を手結びできるスキルを習得し、お客様からのリクエストに対応しています。もちろん、箱にリボンをかけるシンプルな包装など、お客様のご要望やTPOに合わせたスタイルもご提案。和光は何よりお客様が贈りものとともに届けたいお気持ちを最優先に、それに応えるおもてなしを大事にしています。

あの名物ギフト誕生には専用のアトリエが!
和光でロングセラーの生チョコレート(ショコラ・フレ)は、実は専用のアトリエで手作りされています。デリケートな生チョコレートは室温や湿度まで徹底した管理が必要。そのため洋菓子を作る銀座のアトリエとは別の場所に、チョコレートだけの自家アトリエを構えています。材料を混ぜて乳化させたり、手早く流し込んだりといった一連の工程は温度や時間など細かい数字との戦い。店頭に並ぶのは、徹底管理された専用のアトリエで神経を研ぎ澄ませながら毎日、チョコレート職人たちが手作りしたショコラ・フレです。
「ヨーロッパのように大人が楽しめるスウィーツを」という想いから、日本の風土では難しいとされたショコラ・フレ作りに挑み、ほかに先駆けて専門店をオープンしたのが1988年。以来30年余、最高級のクーヴェルチュールと選りすぐりの素材を使用し、コーティングの薄さにも極限までこだわって口溶けの良い一粒、味を守り続けています。アトリエのベストな環境に目を配りながら、新たな味作りにもチャレンジ。「新作のチョコレートは感謝や励ましなどの気持ちを伝え合えたり、想いをさりげなく届けられるチョコレートにしたい」と語るシェフ ショコラティエの小熊亮平。専用アトリエで、心の触れ合いをサポートできる新たなチョコレート作りに取り組んでいます。
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ショコラ・フレ
10個入り和光のアトリエで一粒一粒、手作りしている生チョコレート。1988年の発売以来、守り続けている豊潤な味となめらかな口溶けが人気の秘密です。

哀しみの時も頼れる存在でありたい
ギフトを贈るのは、慶びの時ばかりではありません。とりわけ哀しみの時には、自分の気持ちをどう伝えるのがよいのか、目上の方に失礼のない弔意の表し方や独りよがりにならない贈りものの選び方など、いろいろ思い悩まれることも多いでしょう。そうした哀悼の意を伝えるお品を選ばれる時にも、和光は真心を込めてご相談にお応えします。
通常、慶事のお品には紅雲と花の模様が華やぐ包装紙を使用。一方、弔事の時には、同じ柄の緑色の包みに変えて、お悔やみの気持ちを表します。包装紙の色やシールの色は変えていますが、あえて包み方はどちらも同じに。それは誕生から終焉までどんな時もどのようなシーンにおいても、等しく和光はお手伝いをするという気持ちがあるからです。今すぐに会えなくても心はいつもそばにあることを伝えるのがギフトです。哀しみの時もお客様とともにある和光は、いつまでも頼れる存在であり続けます。