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和光本店地階
アーツアンドカルチャー

和光本店地階は、単なるお買いものの場ではなく、文化と人々の交流の場です。

1881年に服部時計店として創業して以来、和光は職人のクラフトマンシップや
最先端のテクノロジーの粋を尽くした品々を紹介するとともに、定期的な美術展を開催し、
そこに集う人々との関わり合いのなかで、さまざまな視点とインスピレーションを育んできました。

アーツアンドカルチャーは和光の原点であり、地階に広がる新たなカテゴリーです。

和光のヘリテージや豊かな日本文化を活性化するための文化の発信地として、
本店地階アーツアンドカルチャーは、洗練された品々や刺激的なプログラムを通じ、
現代の生活に多様な美意識と感性、唯一無二の体験を提供します。

地階の空間について

季節の移ろい。地層の重なり。クラフトマンシップとして受け継がれてきた伝統。
本店地階の空間には、さまざまな時間が流れています。

空間デザインは、杉本博司氏と榊田倫之氏が主宰する「新素材研究所」によるもの。
デザインコンセプトについて2人はこう述べています。

「銀座の象徴ともいうべき和光。地階のフロアを設計するにあたり「舞台と回廊」をテーマに据えた。
フロアの中心部を舞台として、時計に見立てた長針と短針の回転什器を配置し、
フロアを回遊できるように木格子に囲われた回廊を設けた。
ネオ・ルネッサンス様式の建築空間のなかに、美しく佇む「和」の光。
「和」から想起される日本的なる意匠を追求し、空間を構成することが最適であると考えた」

フロアを彩る霧島杉や魚梁瀬杉、京都の町家石や唐紙など、
日本各地から集められた古材や伝統的な技法による仕上げには、それぞれの時間が堆積しています。

日本の風土や文化が醸成してきた素材とコンテンポラリーな意匠の調和をお楽しみください。