和光ホールのご案内

開催中の展覧会

楢崎華祥書展 白寿に向かって 一書一花

会期

2021年2月26日(金) ~ 2021年3月7日(日)

学生時代に「かな」に出合い、「書を極めたい」と夢に描き、以来、70余年。「間もなく白寿を迎える歳になりましたが、今もその夢を追っている途上です」と溌剌と話されるのは、書家の楢崎華祥さんです。 流麗な楢崎さんの作品の大きな特徴の一つが、滲み。その滲みを美しく表現するために「素紙」を用いています。「素紙は“なま物”ですから、天候や紙の湿り具合、墨の濃さなどで毎回、仕上がりが変わります。ごくたまに『あ、今だ!』と思う時があって。そのときに一気に書きます。欲張ってもうまくいきません。まさに、一期一会です」。 墨の色にも気を配り、違うと感じれば墨を替えたり、絶妙な...

今後の展覧会

入江明日香展 夢と現のあわいに戯れて

会期

2021年3月11日(木) ~ 2021年3月21日(日)

「風化」と「再生」、「儚さ」と「力強さ」、そして「過去」と「現在」。相反する事柄が、透明感溢れる線描と色彩の中、不思議なバランスを保ちながら佇んでいる……。版画の新たな可能性を切り開く、気鋭のアーティスト・入江明日香さんによる、和光では初めての個展が開催されます。制作のベースとなるのは銅版画。厚さや風合の異なる数種類の和紙に銅版画をコラージュし、水彩絵具や墨、胡粉などで着彩して仕上げる「ミクストメディア」という独特のスタイルで表現しています。作品制作の転機となったのが、2012年から1年間留学したパリでのできごとだったと語る入江さん。「異国の地・パリで観...

  • 松田えり子染織展 ―ゆらぐ光、そよぐ風―

    会期

    2021年3月25日(木) ~ 2021年4月4日(日)

    貴重な国産シルクを故郷である福岡県田川市で採った草木で染め、精細な紋紗の作品を創作する染織家・松田えり子さん。二十代の頃、社会人の南米アンデス女性登山隊に参加しペルーやボリビアの山々を旅したのち、グアテマラの村で中南米の素朴な織物に魅了されました。インディオの女性から織を習い、染織の世界へと第一歩を踏み出すことに。帰国後、羅織の第一人者、京都・西陣の北村武資氏のもとで修業されます。そこで学んだ振綜絖による綟り織により、美しく端正な着物や帯を織り続けています。 平安時代からの薄衣である紗は、この綟り織を用いて織られ、この紗組織と平織を組み合わせて模様が織り...

  • 工芸・Kôgeiの創造 ―人間国宝展―

    会期

    2021年4月8日(木) ~ 2021年4月25日(日)

    毎年春に開催する、陶芸、染織、漆芸、金工、木竹工、人形といった工芸分野の重要無形文化財保持者(人間国宝)の作品が一堂に会するこの展覧会も、今回で六回目を迎えます。日本の工芸の特色は、豊かな自然を背景に人々の生き方と渾然一体となって固有の美意識を形成していくところにあります。作り手は、多様な自然素材と語らいながらその特性を生かし、自身の高度な技を駆使して自らの芸術性を表現していきます。その日本独自の伝統文化は、途切れることなく現代まで連綿と受け継がれています。近年、人々に恵みをもたらすはずの自然が、私たちを脅かす存在となる出来事が多く発生しています。新型コ...

本館6階 和光ホールについて

和光ホールは、1970(昭和45)年11月の「和光美術展・工芸彫塑の部(第9回)」を皮切りに、陶芸、絵画、書をはじめとする美術工芸、宝飾、テーブルウエア、写真などの展覧会や文化催事などを行っています。展覧会は、作家と和光が長期にわたり共同で企画、準備をし、銀座を訪れる方へ芸術や文化を発信できるよう作り上げています。入場は無料。銀座へお越しの際はぜひお立寄りください。

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